ロードスターの車高を調整したので、今回はその作業内容を紹介していこうと思います。
まず、車高を調整するためにはサスペンションを車高調整式の物に変更していないと
調整することはできません。
ですので、通常の新車で買った状態の純正のサスペンションでは車高を調整することは
できず、車高調整式のサスペンション(以下、車高調)に変更する必要があります。
車高を調整する手順ですが、まずはジャッキアップをして馬をかけてタイヤを外していきます。
リア側の車高調のほうが説明をしやすいため、そちらは以下なります。
車高を調整するためには以下のようなレンチを使用して
赤丸や緑丸のところの皿にレンチを引っかけて回します。
固着して硬くなっている場合が多々あると思いますので、
KURE 5-56を塗ってからしばらく置き、レンチを引っかけて
ハンマーで衝撃を与えながら緩めていきます。
最初が緩めば後は手で、レンチを引っかけて手で回すことが
できるので回していきます。
そこで、車高の調整方法ですが、先ほどの赤丸と緑丸のどちらを
緩めて回しても車高を調整することができます。
ポイントは
赤丸部を緩めて画像の下方向に皿を動かしていくとバネに遊びが
出来ていきます。
緑丸部を緩めてロッドを短くしていくとサスペンション全体が短く
なります。
私のやり方ではバネに遊びを設定したくないため、皿の位置を決めた
際にバネが多少回転する程度にして上下には動かないくらいにして
緑丸部を緩めてサスペンション全体を短くすることで車高を調整していきます。
バネが遊んでしまうと段差を乗り越えた時に、足回りからの異音が
気になるからです。
逆にサーキットとかを走る方は赤丸部の皿を上にあげて、初期から
バネをつぶしてバネレートを調整する方もいらっしゃいますが、
私みたいな街乗りを重視する場合は乗り心地が悪くなってしまうので、
ジャッキアップした時にバネが自然長の状態で使えるようにしております。
今回は車高調整について紹介をしてみました。冬の寒い中なので、
作業するのも厳しくなってきましたが、また紹介できる内容がありましたら
UPしていきますので宜しくお願いいたします。
コメント