今回は住宅ローン控除をコロナ特例で13年間で控除額が1%をとれる方について、私が確定申告でミスした例を紹介したいと思います。
対象の方
コロナ特例制度で消費税10%に伴う13年間に住宅ローン控除延長が以下の条件に当てはまる方は以下の表より
私の場合は令和3年9月30日までに契約、入居は令和4年5月30日でした。
確定申告での失敗点
今回発生した失敗点は住宅ローンが13年間で初めの10年間は住宅ローン残高の1%が取れるにもかかわらず、0.7%で住宅ローン控除の処理がされていたことになります。
そこの内容を以下の記載していきます。
1年目の確定申告については住宅ローン控除の話もあったので、いつもはe-taxで実施しているのですが、税務署に行き担当の方に聞きながら入力を行っていました。必要書類をすべて持っていき、その中で説明を聞きながら入力して終了。税務署の待ち時間で行くと2時間くらいはかかったと思います。
1年目については特に気が付かず処理を終えたのですが、2年目の年末調整の時に気づきました。
2年目の会社の年末調整
2年目以降は会社の年末調整で住宅ローン控除を申請するのですが、10月頃に住宅ローン控除の会社に提出する書類が残りの12年分が届きました。そこで、以下の部分を見て気づきました。(赤丸部)
赤丸部が0.7%となっており、1%で申請が1年目の時に出来ていませんでした。
税務署に確認したところ、コロナ対応のところを対象と選択する箇所があったようですが、そんなのことには気づかず申請しておりました・・・
確定申告の修正
住宅ローン控除は税額控除ですので、生命保険等にある保険料控除とはわけが違うため税務署に電話してどう対応したらよいかを電話で問い合わせをしました。
結論は1年目に行った確定申告の修正と2年目以降の住宅ローン控除の申請書の修正版が送付されてきました。
税務署に電話して実施した流れを以下に記載します。
①税務署に電話
2年目以降の住宅ローン申請の控除率が0.7%になっていることを伝える。
自分がコロナ特例を受けることができる住宅の契約日と入居日を伝える。
税務署の方が1年目に提出した確定申告を調べてくれる。
1%の控除を受けることができる対象であれば後日、住宅ローン控除申請書の新しいものと
1年目の確定申告の修正版の紙(内容は税務署の方が記載してくれていてサインするのみ)が
発送される。
➁発送されてきた書類を確認(~1週間後)
修正されてきた住宅ローン申請書を確認し、0.7%の間違った申請書と確定申告の修正版にサインをして返送封筒に入れて発送する
➂確定申告を修正することで住民税が変わるため還付金がある場合は市役所の市民税課から書類が送られてくる(~2か月後)
内容を確認して疑問点があれば連絡する。
以上で確定申告の修正の流れになります。
確定申告の修正期限は5年間ですので、もし間違っていることがあれば訂正を税務署に依頼した方がよいと思います。先ほども記載しましたが税額控除となる住宅ローンは控除額そのものが税金を減らすことができるためです。一度住宅ローンを組まれている方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
今回の内容は以上となります。日常の中で皆さんの参考になる情報があればupしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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