今回は冷却水(LLC)交換を紹介していきます。
3年前冷却水を交換したので、走行距離というよりは期間で交換していきます。
まずは古い冷却水を抜くためにエンジンルーム下面からラジエターのドレンを外していきます。
アンダーカバーを下面から見ると作業用にボルトで一部を外せるようになっておりますので、こちらのボルトを外していくとドレンコックが見えてきます。こちらのコックを反時計回りに回すことで、冷却水の排出ができます。回す前に下側に受け皿を用意しておきます。
ドレンを回してもラジエターキャップを外さないと液は排出されてきませんので、受け皿を用意してからラジエターキャップを外していきます。
古い冷却水を抜き取ったらドレンキャップを締めてから水を入れてエンジンをかけて冷却水を循環させてエンジンに残った分もなるべくきれいにしていきます。ラジエターの上側にアストロプロダクツで購入した工具を使い水を入れていきます。(無しでもできますが、作業性が格段に上がります。)
水を入れてエンジンが温まるまで暖気(黄色の容器の中の水が温かくなる温度になるまで)をして、水をドレンから排出というサイクルを2回ほど行って、エンジン内部の冷却水をなるべくきれいにしていきます。
暖気運転もアイドル状態ですと時間がかかるためエンジン回転数を2000RPMくらいを維持して水温を挙げていきます。
ディーラーの整備書を参考にすると
2500RPMで5分間したのち3000RPMで5分間といった流れだそうですが、回転を上げるとうるさいので、私は2000RPMくらいにしておきました。
暖気を続けていくとエアが写真のように出てきますので、ひたすらにエアが抜けるまで待ちます。ヒーターホースにも冷却水が回っているので、温度MAXにして暖房を全開で回します。
写真は撮り忘れたのですが、サーモスタットが開いてくると冷却水の緑色が黄色の容器内に混じってきますので、そうなってきたらエンジンを止めてからラジエター内部の水を排出します。
掃除のサイクルが終了したら冷却水をラジエターに入れて残りは水を入れていきます。私は冷却水原液を1Lいれて残りは水を入れておきました。冷却水濃度は30~50%ほどがよいそうです。(前回のブログにも紹介させていただきました)
そしてエア抜きが完了したら黄色の工具を外してラジエターキャップを付けて終了となります。実際に走行させるとエアを抜ける分がありますので、走行したらリザーブタンクの冷却水の量を確認しておきましょう。
今回の作業の紹介は以上となります。冷却水の交換頻度はすごく長いものもあったりしますが、私的には定期的に交換したほうが車にも優しいのかなと考えております。
また、作業をしましたらUPしていきますので、よろしくお願いいたします。
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